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News「小さい店舗を開店する」ための費用はいくら掛かるの?(貸店舗の店舗取得費用・居抜き店舗など)
はじめてお店をオープンする方は、実際にどれくらい掛かるのか? 検討もつかない方も多いかと思います。個人でお店を開業する費用ですが、不動産契約と内装工事を合わせて(店舗面積15坪・家賃20万円)の場合、だいたい1,000万円~1,200万円くらいのイメージです。
これはあくまでも目安ですので、優良1等地の店舗物件では、店舗取得費用(契約費用)も割高となり、内装素材にこだわった店舗を造ろうとすると店舗工事の費用は割高となります。ご自身の希望する店舗とピッタリな居抜物件を見つけることができれば、トータル金額は300万円前後でオープンすることも可能です。
店舗を開業するにあたり、大きく掛かる費用は2つです。
①店舗取得費用(店舗を借りる費用)
②店舗工事費用(店舗の内装工事費用)
店舗取得費用(店舗を借りる費用)は大家さんと契約する費用です。例えば、家賃が20万円の店舗物件の場合、はじめの月の家賃の1ヶ月分(前家賃)、礼金(家賃の2ヶ月分)、仲介手数料(家賃の1ヶ月分)、保証金(家賃の6ヶ月分)、保証会社保証料(家賃の1ヶ月分)が一般的な店舗取得費の概算です。
前家賃 20万円(家賃の1ヶ月分)
礼金 40万円(家賃の2ヶ月分)
仲介手数料 20万円(家賃の1ヶ月分)
保証金 120万円(家賃の6ヶ月分)
保証会社保証料 20万円(家賃の1ヶ月分)
合計 220万円

以前であれば、店舗物件の保証金は家賃の10ヶ月分~12ヶ月分が一般的でしたが、最近ではテナント家賃保証会社に加入することで、出店者(テナント)は預ける保証金が軽減され店舗取得費を安くでき、貸主(不動産オーナー)も家賃滞納を担保できるというお互いの利益から、保証会社の加入が主流となっています。
店舗工事は工事の妥当性や費用の比較の意味で相見積もりを推奨します。
店舗工事費用(店舗を造る費用)ですが、こちらは一概に算出できません。あくまでも目安になりますが、スケルトン(床も壁も天井もないコンクリートの箱の状態)から10坪~15坪くらいの店舗を造ると、一般的な価格で、800万円~1,000万円くらい、設計デザインなどを入れた標準以上の仕上がりで、1,000万円~1,200万円くらいになります。
店舗工事費用(店舗を造る費用)は、店舗の開業資金のなかでも最もコストが高く多大な費用を要しますので、はじめてお店をOPENされる方は、なるべく居抜き物件を探した方が良いかと思います。場所が良くてどうしてもスケルトンの物件を取得する場合は、工事金額の妥当性や、他社との比較をする意味でも相見積りを推奨しています。内装会社やデザイン会社は、お客様のご希望に合わせてご紹介ができますのでお気軽にお声がけください。