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News【スタッフブログ】厚木で発見された前方後円墳…!
こんにちはクラリコのYASUKOです。
国道246号線厚木秦野道路建設に伴う発掘調査により、厚木市及川、荻野川と中津川に挟まれた荻野台地で発見された前方後円墳の見学会が1日だけ開催されるということで行ってきました。
もともとは畑や雑木林だった場所で、お稲荷さんがあり盛土が特に高くなっていたため円墳部分だけが先に確認されていて、令和4年度にも円墳として見学会が催されたようですが、その後調査を進めていくと前方部分があり前方後円墳だということが判明したそうです。
周溝と呼ばれる古墳の周囲にめぐらされた部分や、隣接する方墳から出土した土器からみて古墳時代(今から約1700~1300年前)前期から中期ごろの墳ではないかとみられているようです。今後の調査によってもっと詳しくわかってくることでしょう。
今後は主体部と呼ばれる死者を埋葬した部分や副葬品の調査がはじまるので、全長37mの前方後円墳の全容が近くで見られる最初で最後の見学会だったそうで、貴重な体験をさせていただきました。
今回確認された前方後円墳の他にも3つの墳の一部も隣接して発見されたとのことですが、既に宅地となり、掘削され隣地が低くなっていたりするのでおそらくもう形は遺ってないのではないかということでした。
もしかしたら今自分が住んでいる場所ももしかして?とか考えてしまいますね😁
さて今あなたが立っている場所には1700年前には何があったのでしょうね?