
お知らせ
News横浜居留地80番地にある重厚感あるゴシック式の教会「カトリック山手教会」を横浜観光スポットとしてご紹介します。
神奈川県横浜市中区。JRの石川町駅から10分ほど歩いたところに、重厚感のあるゴシック式の教会があります。ここはキリスト教カトリック教会および聖堂の「カトリック山手教会」です。1594年、聖フラシスコ・ザビエルにより日本宣教が始まりましたが、その後は厳しいキリシタン弾圧が続き、1859年の開港時に日本再宣教のためパリ外国宣教会のジラール神父らが来日しました。そして1862年、横浜居留地80番地(現横浜市中区山下町80)に「横浜天主堂」(イエズスの聖心教会)が献堂されました。こちらが近代日本最初の教会であり、カトリック山手教会の初代聖堂です。

1906年には天主堂付近の市街化を理由に移転をし、山手町44番地(現教会番地)に双塔を持つゴシック風の立派な聖堂が献堂されました。しかし1923年の関東大震災により崩壊し、主任司祭のルバルべ神父はその犠牲となってしまいました。そこから約10年間の募金活動を行い1933年ヤン・ヨセフ・スワガー氏の設計により、ゴシック式鉄筋コンクリート造の現在のカトリック山手教会が完成しました。また、1988年には横浜市の歴史的建造物にも認定されました。こちらでは普段ミサが行われているだけでなく、結婚式場としても使用されています。さらに、洗礼(入信)を目指す方やキリスト教の教えを学びたい方を対象とした「入門講座」もあるので、お時間のある際はカトリック山手教会でキリスト教に触れてくださいね。
【施設名称】カトリック山手教会
【竣工】1933年
【住所】横浜市中区山手町44番地
【交通】JR石川町駅 徒歩10分/元町中華街駅 徒歩15分
【公式サイト】https://catholicyamate.org/
カトリック山手教会の地図はこちらです!↓