
お知らせ
News「KITANAKA BRICK&WHITE(北仲ブリック&ホワイト)」を横浜観光スポットとしてご紹介します。
みなとみらい線・馬車道駅の出口すぐ目の前に現れるレンガ造りの建造物が「旧横浜生糸検査所付属倉庫事務所(元帝蚕倉庫事務所)」です。正式名称は「帝国蚕糸倉庫株式会社」で、文字通り、蚕糸・生糸を保管するための施設で、商品管理のための事務所棟として作られたのがこの建物です。震災復興期の1926年に施工され、同年に完成した検査所・倉庫共に横、旧横浜生糸検査所付属倉庫事務所は「旧三井物産横浜ビル」や「旧三井物産横浜支店倉庫」などを手掛け、日本における鉄筋コンクリート建築の先駆者として知られている建築家・遠藤於莵氏により設計されました。

再生された商業施設
2020年には、旧横浜生糸検査所生糸絹物倉庫の跡地に倉庫を新築復元、そして「旧倉庫事務所」は活用されて、商業・文化施設「KITANAKA BRICK&WHITE(北仲ブリック&ホワイト)」がオープンしました。どのように活用されたかというと、「KITANAKA BRICK South」が「旧横浜生糸検査所附属倉庫事務所」で、今回の再開発で唯一保存された歴史的建造物です。次に「旧横浜生糸検査所附属生糸絹物専用倉庫」のC号倉庫とB号倉庫は解体され、C号倉庫は「KITANAKA WHITE」としてB号倉庫は「KITANAKA BRICK North」として新築復元されました。「KITANAKA BRICK&WHITE(北仲ブリック&ホワイト)」は、旧横浜生糸検査所付属倉庫事務所のアンティーク感を残しつつモダンな雰囲気も漂います。お食事やイベントの開催もあるので、ぜひチェックしてくださいね。

【施設名称】旧横浜生糸検査所付属倉庫事務所
【住所】横浜市中区北仲通5丁目57
【交通】96m
【建築面積】5,264㎡
【設立】1926年(大正15年)
【設計】遠藤於莵
【施設名称】北仲ブリック&ホワイト
【住所】横浜市中区北仲通5-57-2
【URL】https://kitanaka-brickandwhite.yokohama/