
お知らせ
News「神奈川近代文学館」を横浜観光スポットとしてご紹介します。
神奈川近代文学館は1984年に神奈川県が設立して開館しました。管理・運営は公益財団法人神奈川文学振興会が行っており港の見える丘公園のなかに所在します。大衆文学、児童、詩歌などのジャンルごとの大規模な展示をはじめとして、夏目漱石、芥川龍之介、泉鏡花、有島三兄弟、武者小路実篤、川端康成、太宰治、三島由紀夫、吉川英治、山本周五郎にいたる個人作家の展示など多数の企画展を開催して、近年では講演会や朗読会を通じで文学の普及活動に力を注いでいます。資料保存の数は図書約48万冊、雑誌約51万冊、肉筆資料(特別資料)約21万点以上、所蔵総数は約120万点に達しています。

神奈川近代文学館は、神奈川県ゆかりの日本近代文学に関する自筆資料類、図書・雑誌などの資料の収集・保存・公開、関連する展覧会の開催及び生涯学習支援事業の実施によって日本近代文学の振興・普及を促進することを目的に、1984年10月に神奈川県が設立した日本近代文学専門の博物館、専門図書館です。館の運営は、開館以来県が出資する公益財団法人神奈川文学振興会が担っております。神奈川県は明治以降歴史的・地理的条件を背景として、夏目漱石、芥川龍之介、谷崎潤一郎、川端康成、太宰治、三島由紀夫など、日本近代文学史に欠かせない作家たちと深いゆかりがあり、さまざまな文学作品が生まれその舞台となってきました。広くそれらの作家・作品に親しんでいただける機会を提供出来るよう、一年を通して多彩な文学展を開催しています。展覧会にちなんだ講演会、朗読会なども実施して、文学の裾野を県民へ広げるために広範な普及活動を展開しています。